システムキッチンの標準サイズは?使いやすい間口や配置も解説!【千葉県いすみ市施工事例】

建売住宅やマンションの場合はシステムキッチンの規格サイズを選ぶ事がないため、大きさや配置について考えた事がない方も多く、いざリフォームとなると、どんなキッチンを選べばいいか困ってしまう事もあります。

今回はシステムキッチンのサイズや種類、使い勝手の良い配置などを解説いたします。

リフォームの際に、サイズや配置を変える事も可能です。

既存のキッチンに不便を感じている場合は、この記事を参考に、業者へプラン作成を依頼してみてください。

システムキッチンの形

システムキッチンの種類は大きく分けて4種類です。

種類によって様々な配置方法がありますので、キッチンスペースの広さによって、設置できるキッチンを選ぶ必要があります。

目次

I型キッチン

出典:リクシル リシェル

シンク・作業台・コンロが1列に並んでいる、最もスタンダードな形です。

壁付けの設置だけでなく、カウンターに設置することでオープンキッチンに採用する事も可能です。

各パーツがコンパクトにまとまっているため、狭いキッチンスペースからカウンター型のキッチンまで様々な設置方法が可能です。

L型キッチン

出典:クリナップ ステディア

シンクとコンロがL型に設置されているため、作業のしやすい配置となっているのが特徴です。

マンションなどによく見られる、独立タイプのキッチンに多く採用されています。

作業効率が高い一方、カウンターの角が広くなってしまい、デッドスペースが生まれてしまうというデメリットも。

ペニンシュラキッチン

出典:リクシル リシェル

半島型のキッチンで、壁側にコンロを設置する事で油ハネなどの心配も軽減されます。

開放感があり、キッチンをスッキリと見せてくれる一方、シンクとコンロの前が汚れやすいのも特徴で、汚れ対策のボードを設置するなど工夫が必要です。

アイランドキッチン

出典:TOTO クラッソ

どの壁にも接していない、独立タイプのキッチンです。

左右どの方向からも出入りが可能で、ダイニングとキッチンを合わせるデザインや、セカンドシンクの設置など、レパートリーが豊富です。

広いキッチンスペースと、汚れ対策や収納スペースの確保が必要です。

システムキッチンの規格サイズ

システムキッチンの種類によって規格サイズも変わります。

キッチンの向きや通路の確保も考慮して、キッチンのサイズを検討しましょう。

キッチンの間口

I型キッチンの場合は180cm〜、アイランドキッチンは240cm〜が一般的に用意されている規格サイズです。

15cm刻みで大きくする事が可能です。

マンションや建売住宅で採用される事が多いサイズは255cm。

料理をするのにも十分な広さを確保でき、不便のないサイズです。

間口が270cmを超えてしまうと、作業中の移動距離が広くなってしまい、作業効率が下がってしまう場合もあるため、広すぎても使いにくくなってしまうという点も注意が必要です。

キッチンの奥行き

I型キッチン、L型キッチンの場合は65cm、アイランド型、ペニンシュラ型の場合は75cm〜が規格サイズです。

カウンターや仕切りのないオープンキッチンの場合、水や油ハネも考慮して、サイズを選ぶ必要があります。

80cm以上の奥行きが取れない場合はI型キッチンへの変更も検討してみてください。

意外と重要!システムキッチンやパーツの高さや配置

キッチンの高さ

キッチンの高さは一般的に、80cm・85cm・90cmの3種類です。

【身長÷2+5cm】の高さが理想と言われていますが、腕の長さや体型は人それぞれなため、ショールームで実際に触って決める事をおすすめします。

キッチンに根を置いたときに、肘の動きに無理がなければ問題なく使用する事ができます。

一般的には85cmを選ばれる方が多いですが、5cm高くなっても使い勝手はそれほど変わらない、という口コミも多く、キッチンを使用する家族に身長の高い方がいる場合は90cmの採用をおすすめします。

レンジフードの高さ

レンジフードを設置する高さは建築法と消防法で細かい規定があります。

建築法:レンジフードから下端まで100cm以下

消防法:レンジフードから火元まで80cm以上

つまり、コンロから80cm以上、100cm以下の位置に設置する必要があります。

IHクッキングヒーターの場合は建築法のみに対応すれば良いため、壁の低い位置に換気を設置したり、カウンター内蔵の換気システムを採用する事も可能です。

収納の高さ

出典:リクシル オートダウンウォール

吊戸棚やキッチンキャビネットの高さも重要です。

せっかく吊戸棚を設置しても、踏み台がないと届かない位置にある場合は使わない物の物置になってしまい、スペースの無駄になってしまいます。

キッチンの上に吊り戸棚がある場合、昇降タイプがおすすめです。

収納を食器乾燥機に変更できるタイプや、細かく仕切られているスパイスラックタイプなど種類も豊富です。

通路の広さ

キッチンの通路は80〜90cmあれば無理なく作業が行えます。

キッチンを複数人で使う事が多いご家庭は100cm〜の広さがあるとスムーズに作業を行えます。

キッチンのワークトライアングルとは?

キッチンの大きさや配置で最も重要なのがワークトライアングルです。

シンク・加熱機器・冷蔵庫の距離が狭くても作業がしにくく、逆に広くても疲れてしまいます。

特に冷蔵庫からシンクの移動が多く、移動がスムーズに行かないと不便を感じてしまいます。

作業効率の良いキッチンは狭すぎず、広すぎない事が重要です。

こうちゃんリフォームは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。リフォームだけでなく、外壁屋根塗装も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

リフォームの場合は配置変更も可能

キッチンリフォームを検討している方は、今と同じキッチンを設置する前に、不便な点を箇条書きにしてみてください。

機能性やサイズ変更だけでなく、間取り変更なども可能です。

壁付けから対面式に変更

壁付けのキッチンを撤去して、オープンタイプのキッチンに変更することも可能です。

ペニンシュラタイプなどを設置するスペースがない場合も、造作カウンターを設置してI型キッチンを設置することが可能です。

キッチンの裏側はカウンターテーブルの設置や収納の設置など様々な使い道があります。

キッチンの移動を検討している方は、配管や換気の設置が可能か確認する必要があります。

お見積もりの際に、ぜひ相談をしてみてください。

L型からI型へ変更

L型のキッチンに不便を感じている方も少なくありません。

移動がしやすいという点では作業がしやすく使いやすい形状ですが、カウンター部分と収納にデッドスペースが生まれてしまうため、有効活用するには工夫が必要です。

子供が巣立った、家族のライフスタイルが変わったという場合は、L型の設置されていたスペースに一回り小さいI型を設置するという方法もあります。

空いたスペースを有効に使えるだけでなく、広々とした空間に一新します。

独立型キッチンの場合も間取りによっては変更が可能

築年数の経過したマンションなどに多いのが独立型のキッチンです。

窓がない場合が多く、閉鎖的で暗いというデメリットがあります。

エアコンなどの空調がついていない事も多く、狭い空間で室温が上がってしまい、夏は暑くて料理が億劫になってしまう事も。

リビングの位置や部屋の間取りを考慮してオープンキッチンタイプに変更したり、キッチンの壁を取払い、リビングのスペースを一つの空間に変更するなど、リフォームパターンも様々です。

キッチンリフォームの注意点

キッチンリフォームは、電気工事や水道工事など、複数の工事が必要な上、住宅の間取りや条件によって可能な工事は様々です。

注意するべきポイントをしっかり確認して、後悔のないフォームを目指しましょう。

ガスコンロからIHへ変更したい場合は確認が必要

IHクッキングヒーターを使用するには、100Vから200Vへ変更する工事をする必要があります。

マンションの場合は1棟で使用できる電力が決まっているため、空きがない場合は200V工事ができない事もあります。

引き込み口配線や分電盤の空きなど、確認項目が多いため、IHクッキングヒーターの採用を検討している方は早めの相談がおすすめです。

マンションリフォームの場合は管理会社や組合への申請が必要

分譲マンションの場合、リフォーム工事を行う前に管理会社や組合へ報告し、承諾を得る必要があります。

通常は数週間から1ヶ月で許可が下りる事がほとんどですが、2ヶ月ほどかかったという事例もありますので、リフォームスケジュールを立てる前に申請を済ませておきましょう。

見積もり、プラン作成は複数の業者へ依頼する

悪質訪問業者などのイメージから、リフォーム業者に疑問を持っている方も多く、リフォームが不安な方も少なくありません。

見積もりやプラン作成を複数の業者に依頼することで、平均的な価格かわかり、最適なプランが見つかります。

見積もり項目が少ない業者に注意

キッチン一式、設置工事一式、など、詳細が記載されていない見積書には注意が必要です。

適正な価格か判断がしにくい上、施工後に思った仕上がりにならなかった場合に、契約内容でトラブルになる恐れもあります。

金額だけで業者を決めるとトラブルに遭うことも

不自然に安い見積もりにも注意が必要です。

他の業者より金額が大幅に安いのには必ず理由があります。

施工後に追加工事費を請求された。という事例もあります。

リフォームの場合、見えない箇所の劣化などが原因で、解体後に追加の補強工事などが必要になる場合があります。

その場合は、必ず業者から説明があり、承諾後に施工されます。

勝手に工事をされてしまい、トラブルになった場合は、国民生活センターへ相談しましょう。

かかりつけとなる様な信頼できる業者へ依頼することが重要

新築の工事と違い、リフォームは不便な箇所や劣化部分を少しずつ直していく作業です。

地域の状況をよく知った、かかりつけのリフォーム業者に依頼することで、工事の履歴や状況を把握してくれるため、手間がかからず、安心して任せる事ができます。

【こうちゃんリフォーム】キッチン交換施工事例

千葉県いすみ市 キッチン交換リフォーム

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いすみ市 G様邸 キッチン交換工事 ユニットバス交換工事 お風呂 肩掛け湯 リフォーム 施工事例 

ショールームでお選びいただいたTOTOのクラッソを設置させていただきました。

ワークトップの素材やレンジフードの形状も変わり、スッキリとした空間となりました。

クラッソは収納性が高く、使い勝手も良いため、背の高いキャビネットがなくても、たっぷりと収納する事ができます。

住所千葉県いすみ市
施工箇所キッチン ユニットバス
施工内容キッチン交換工事 ユニットバス交換工事
費用約368万
工期キッチン:5日間 ユニットバス:7日間
使用商材キッチン:クラッソ お風呂:うたたね 肩掛け湯 森羅グレード サイズ:1.5(1624)

まとめ

今回はキッチンの種類や規格サイズについて紹介いたしました。

使い勝手の良いキッチンはご家族によって様々です。

機能性だけでなく、配置やサイズもしっかりと検討してください。

キッチンは毎日使うスペースなため、少しの変化でも、毎日の家事負担軽減に繋がります。

こうちゃんリフォームは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。リフォームだけでなく、外壁屋根塗装も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

  • 2024年07月4日